隙間のつぶやき　since2006.06

映画を見てきました

こないだ始まったばかりと思っていたのに、気づいたらこちらも上演回数が少なくなってきていたので、慌てて行ってきました。
「愛を読むひと」
実は私はこの映画のことをまったく知らなくて、歳の差ラブコメかと思っていたくらいなのですが、これがもう、もちろんそんな映画ではなく。
第二次世界大戦のころのドイツのお話だったんですね〜。
といっても、戦争映画というわけではなく、その頃に生きていた人のお話のような作りになっていました（戦闘シーンももちろんありません）
ただ、見終わった後も、かなり考えさせられる映画でした。
主人公の青年も完璧な人間じゃあないし、女性ももちろんそうじゃない。
特に女性はあることを隠したいがために、自ら罪をかぶってしまう。
それが、何故そこまで隠したいのか、がまた考えさせられ、もう、いっぱい考えてしまうのです。
ラブコメではなかったですが、こういう風に考えさせられる映画って実は好きだったりするので（気分はすっきりしませんが。苦笑）、きっと今年見た映画の中で、ストーリーを覚えている映画、となることでしょう。
（最近すぐ忘れちゃったりするんですよね、ストーリーを。ああ、歳かなあ）
アカデミーを取るだけはある、良品でした。